国内最大規模の 野島掩体壕

2010年4月11日更新

(写真は横浜市設置の説明板より)

 掩体壕(えんたいごう)とは航空機を格納する防空壕などの構造物のことです。野島掩体壕は、横須賀市夏島町にあった海軍航空隊基地の航空機を、空襲から守る施設として、1945(昭和20)年3月15日から6月30日までの建設記録が残されています。計画では、海軍の小型機100機を格納する予定でしたが、終戦により実際に使用されることはありませんでした。
 この掩体壕は、野島山の東西を貫通しており、全長は260m、両出口はコンクリートが打設されています。通常の掩体壕は戦闘機1機を格納する程度の大きさが一般的ですが、野島掩体壕は現存する掩体壕の中でも国内最大規模のものといわれています。
 この掩体壕を施設した「横須賀海軍第300設営隊」は、横須賀海軍施設部第一部隊を改編した部隊で、海軍の将兵に技術者を加えた精鋭部隊で、横浜市港北区日吉台の旧日本海軍連合艦隊司令部地下壕や長野県松代町の松代大本営地下壕などの建設にも加わっていました。(説明文は横浜市設置の説明板より抜粋)


掩体壕は野島山の展望台の下を貫通する様に野島海岸に向けて掘削された。

野球場を左手に見て遊び場奥に掩体壕入り口(立ち入り禁止) 海岸側(BBQ場側)は崩落が激しい
壕斜め上部には排気口の様な円形の穴 掩体壕入り口(野球場側)に立つ横浜市の説明板
遠方に夏島(海軍壕)貝塚や日産追浜工場が見える 対岸は八景島シーパラダイス

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