空技廠内での 特呂二号 ロケットエンジン実験中爆発
2013年8月10日 更新

三菱名古屋発動機で開発中だった秋水の推進エンジン「特呂二号(海軍名KR10)」でしたが、昭和19年12月7日の東南海地震、続く12月13日のB29による名古屋大空襲により、実験室は破壊され、秋水開発グループは全員横須賀市の海軍航空技術廠(空技廠)へ移転しました。スタッフは三菱重工が借り受けた追浜の旅館に宿泊体制をとり、ついに昭和20年1月19日、追浜夏島の空技廠ロケット噴射実験場で、原動機完全装備常態での全力運転に成功したのです。

その後残念なことに、松本や山北のロケットエンジン実験場では爆発事故が相次ぎ犠牲者が出ています。横須賀の空技廠内でも昭和20年2月に爆発事故が起きましたが、このときには人的な被害はなかったようです。下の写真はその時の実験室の貴重な画像です。


写真解説 牧野育雄氏

この画像は、秋水のロケットエンジン開発に直接携わった牧野育雄氏(名古屋市在住)の許可を得て掲載しています。本画像の複写・加工はご遠慮下さい。

 トップページに戻ります   牧野育雄氏の著書の紹介ページに戻ります