2012年7月14日 ページトップの写真(秋水復元機披露)を更新

〒480−0293 愛知県西春日井郡豊山町大字豊場1 рO568−28−1112

 秋水の復元モデルが展示されている史料室は、名古屋航空宇宙システム製作所の『小牧南工場』の内にあります。小牧南工場は、県営名古屋空港に隣接し、航空機組立て・艤装・飛行整備などを行っており、2001年にブッシュ政権により提唱された、戦域ミサイル防衛 (TMD:Theater Missile Defense) に関連して日米共同で研究開発中のスタンダード・ミサイル(SM-3)システムや、本年(2007年に)実戦配備されたパトリオットミサイル(PAC-3)の生産に関わっているために工場自体のセキュリティは厳しいので事前予約が必要です。また、国産支援戦闘機F2の開発などの防衛機密を扱うため、この史料室を除き、企業見学コースなどは用意されていません。


2010/08/16更新 【屋外展示】

 史料室裏の格納庫に保管されていた歴代の三菱重工製の戦闘機などが、史料室前に屋外展示されています。。



航空機の屋外展示。左手が史料室
 ↑ 航空自衛隊の超音速高等練習機T2、後にブルーインパルスにも使用された。初号機を展示している。

【秋水の復元】

 昭和36年6月、横浜市金沢区昭和町の日本飛行機(ニッピの愛称)杉田工場(旧富岡工場)の敷地内地中から、『秋水』の機体が発掘された。平成11年9月、それまで機体を保管していた自衛隊岐阜基地より三菱重工が寄贈を受け、小牧南工場で秋水の復元工事が開始された。
 残存していた設計図は1,600枚を超え、劣化している部分についてはコンピュータを用いての解析も行われた。また、アメリカカリフォルニア州の歴史的航空機を展示する博物館「プレーンズ・オブ・フェイム」での実機調査を行い、ロケット・エンジンの復元なども行われた。平成14年8月、機体の分解・調査から始まり復元工事、そしてロケットエンジン(特呂2号)の復元工事完成まで、4年にわたるスタッフの努力が結実し史料室で一般公開されることになった。


【アクセスと見学予約】

 一般公開されているが必ず予約が必要。名古屋航空宇宙システム製作所へ電話(0568)−28−1112をかけて史料室見学の申し込みが必要です。
 名古屋駅から県営名古屋空港へのバスは1時間に2便程度なので注意が必要。
 (乗り場は道路をわたり「ミッドランドスクウェア」前から『あおい交通バス』が運行。\700 約20分)






(左)三菱重工名古屋航空宇宙システム製作所正門 (右)名古屋空港(ここから徒歩20分ぐらい)


【史料室内の案内】

(上左) 史料室内部 復元作業工程や模型展示がある。 (上右) 史料室内部 売店とミーティングスペースもある。 
(上左) 秋水側面より (上右) 秋水正面から 右側の人物との比較
(上左) 秋水側面後方 (上右) メッサーシュミットMe163Bの図面(複製)
第二次世界大戦時の日独技術交換協定により、当時制海権を奪われた中で2隻の潜水艦(内1隻は沈没)により決死で日本に持ち込まれたもの。この図面を元にJ8M1「秋水」が設計された。
(上左) ロケットエンジン「特呂2号」も復元された。 (上右) 着陸時に使用する橇(そり)。タイヤは離陸後本体より切り離す。
(上左) 機体構造や操縦説明をする史料室の岡野允俊氏 岡野氏は2012年3月に史料室長を退任し現在は嘱託として週に数日勤務されています。 (上右) 三菱重工大江工場で製作した「零式艦上戦闘機52型甲」がミクロネシアのヤップ島内で発見されたもを復元して展示している。。

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