空技廠で設計・改良された航空機 6

陸上爆撃機 銀河11型
(空技廠Y20 昭和18年制式P1Y1)

 高性能エンジン『譽』を搭載し、最高速度は「零戦」並(約540km/h)、航続距離は「一式陸攻」並(5,000km以上)、水平爆撃・急降下爆撃・雷撃をこなす、高いバランスのとれた爆撃機であった。
 空技廠は設計にあたり機械加工の工数を減らし生産の効率化を目指したが、完成までは困難な手直しが続いたという。また後年、『譽』エンジンの供給不足から、性能の低い『火星25型』への積み替えを余儀なくされた。

 昭和18年8月頃より、主に中島飛行機により、1,000機以上が大量に生産された。