空技廠で設計・改良された航空機 2

十一試艦上爆撃機 九九式艦爆
(昭和13年1月 制式D3A(愛知航空機))
 昭和11(1936)年に海軍が愛知、中島、三菱の三社に試作を命じたが、三菱は途中で開発を断念、中島と愛知の二社で開発が競われたが、愛知航空機が速度や操作性にすぐれていたために昭和14(1939)年に制式採用となった。

 可変ピッチプロペラとドイツの急降下爆撃機を手本とした起倒式空気制動版(エアブレーキ)を取り入れている。固定脚ではあるが、この九九艦爆をもって日本海軍のすべての航空機は「複葉機」から「全金属製低翼単葉機」へと近代化を完了した。
 
    最高速度381.5 km/h(高度2,300 m)
    上昇限度8,070 m
    航続距離 1,472 km